保育業界3大ブラックボックス

保育業界の3大ブラックボックスって?

保育業界には、過去からずっと行われていたのに、その実態やノウハウがあまり知られていないこと(ブラックボックス)かいくつかあります。

かつては採用もそのひとつでしたが、保育業界での採用が活発になり全国で合同説明会が多く開催されたり、私たちのような会社がノウハウを公開しているため、採用情報が表に出るようになりました。

しかし未だ、謎に包まれているブラックボックスがいくつかあります。

それは「実習」「園見学」「給食室」です。これらを改善すると採用にとってプラスのことが非常に多くあります。

ブラックボックス① 実習

保育業界の採用でもっとも重要なイベントであるにも関わらず、園側の闇と学生の闇を抱え、迷走中の実習。

園にとっても学生にとっても、実習を上手に活用すれば、仕事のやりがい、園の雰囲気、職員の様子、学生の様子など相互理解を充分に進めていくことができます。

「実習=ブラック」を意識しすぎて、ゆる~いだけの実習が増えすぎているような気もします。どんな実習が良いのかは「採用戦略セミナー」でもお話ししています。

ブラックボックス② 園見学

これもブラックボックス。この園見学も採用活動において、ずっと行ってきたにも関わらず、我流で進められているイベントです。

我流が一概に悪いわけではありませんが、他の園はどうやっているのか?を知る機会があまりありません。また、園見学を取り仕切っているのは、転職の機会の少ない園長や主任なので、各園のノウハウが広がっていく機会も少ないのです。

ブラックボックス③ 給食室

園長先生の多くは保育出身です。なので、給食室は栄養士に任せきりになっている園も多くあります。

給食室と保育の交流が活発な園は、園の雰囲気もオープンです。ただ給食を作って出すだけでなく、もっと保育に関わる機会を積極的に作ることによって、保育士(幼稚園教諭)と栄養士間の信頼関係の構築や出きるのではないでしょうか?