(続)最高の“YESマン”を探して

~もしも、すべてにYESと答えたら?~

前回、wantedly用の広告の話をしました。今回は、その後の話です。

キャリ結果は、応募者5名。面接2名です。

まあまあの成果ではないでしょうか?そもそも応募数がたくさん集まるような求人広告内容ではないですし、我そこYESマンという方レア人材からの応募です。応募された方も有名企業の有名社長の社長室でお仕事をされていた方や最近上場したベンチャー企業でマネジメント経験のある方。期待値も当然高まります。

面接は、1次面接ということで、社員が行いました。新卒採用の学生と違って、経験豊富な中途採用なので会話も弾み、前職での職域や成果や仕事に対する熱い想いなどプレゼンしてくれたようです。何よりも広告に惹かれたと。

さて次の選考をどうしようかと考えていたところ、皆さん面接の翌日に辞退の連絡。

これには面接での最後の一言が響いているのかと思います。

保育園の幹部候補の募集について

話は変わって、先日、ある社会福祉法人の理事長に相談されたことについてお話します。

都内で複数園を運営する法人です。夫婦で始めた保育園ですが、長く経営してい行く中で、夫婦ともに年を重ねているが、そろそろ後継者を育てていきたいとのことです。今まで自分が運営中心にいて、採用の中心は保育士。本部に引き上げて経営を任せる人材の候補はいないと。人材紹介や募集広告を使って採用をしているが、期待値を上回る人材がおらず、すぐにやめてしまう人も多い。幹部候補の面接のポイントを教えてほしいとの相談です。

園長やエリアマネージャーの採用のお手伝いの経験はありますが、後継者候補はさすがにありません(多くが、ご子息やご家族に後を任せることが多いため)。そこで先日のYESマン面接での話をしたところ、非常に感心していただけました。

面接の最後に、「最終面接までに、直近の上司と話をしたいのでアテンドしてもらえますか?」と一言を伝えてみてください。

応募者が前職で円満退社し、面接での話が盛りすぎていなければ、上司のアテンドは難しくありません。実際アテンドしてもらった際に「いい奴だからお願いします」なんて染色の上司にお願いされることもあります。この方法は、面接の難易度が上がるので全員に行う必要ありませんし、実際に前職の上司と必ず話す必要もありません。でも、後継者候補の幹部採用であれば、これくらいの質問はしたほうが良いかと思います。

幹部候補であれば、長期的に信頼できる人材が必要です。誠実さを見極めるという意味では効果的な方法であるかと思います。

まだYESマン募集しています。

まだ「YESマン」を募集していますので、我こそはYSEマンの方は、ぜひお問い合わせください。

映画を見たことない方はぜひ一度ご覧ください。
イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年 アメリカ © 2009 Warner Bros. Entertainment Inc.)